読んだきっかけ
普段から、
「時間が無い」
「もっとプライベートの時間を増やしたい」
「投資に充てる時間が欲しい」
といった悩みがあるものの、
やること盛りだくさん(のように感じる)の一日からどうやって時間を捻出すればよいのか?
といった点を具体的にどうすれば解決できるのかを知りたくて読みました。
著者について
この本は、弁護士として超多忙な日々を送る谷原誠さんが書いた時間を増やす思考法の本です。
谷原さんは以下のような日々を送っています。
- 弁護士業務
- 法律専門書、ビジネス書の出版
- 講演を年間30回
弁護士業務だけでも忙しいはずなのに「きっと睡眠時間を削って頑張っているんだろう」
と思うかもしれませんが、
1日7時間以上の睡眠をとっています。
「そんなことができるのか?」と思うかもしれませんが、
それは、やることの取捨選択を徹底しているから可能なのです。
本の概要
お金と同じように時間を考える
時間を何かに使うということは、それに時間を投資するということです。そして投資した時間は別のことには使えません。そして1日は誰でも24時間ですからすべてのことに投資することはできません。
自分の優先順位がしっかり確立されていないと、単にそのときどきの感情で反応してしまい、人生で優先すべきではない事項を選択してしまうことがあります。
『超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法』
発想を切り替える
1日に決断のために使える力(ウィルパワー)は限られているとされています。
その力を温存するためには、
「大切なこと以外は決断しない」
『超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法』
といったことが必要です。
例えば、朝食に何を食べるか、今日は何を着るか、といったような、
自分の人生の目的としていること以外の部分に悩んでウィルパワーを浪費しないようにする必要があります。
休憩と睡眠をたっぷり取る
忙しいと休憩や睡眠をとる時間も無いように感じるかもしれませんが、それは逆に疲労が蓄積して集中力が低下して効率が落ちることによって、さらに忙しさが増す原因になっているかもしれません。
集中力を維持するためには、
「疲れてはいけない」ということです。「疲れてはいけない」ということになると、疲れる前に休む必要があります。
『超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法』
まとめ
- 自分の時間を投資する優先順位を持つ
- 逆にガマンするものも決める
- 優先順位の低いものに決断力の浪費をしない
- 休憩と睡眠をたっぷり取る
- 疲れる前に休む
特に自分の中で優先順位を確立できていない人が多いのではないでしょうか?
今、自分が使っている時間が優先順位の高いものなら素晴らしい時間の使い方でしょう。
優先順位の低い、単に浪費と言えるような時間の使い方だったとしたら見直す必要があるのではないでしょうか?
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